京都 山科 みささぎの森 里山くらぶブログ

京都市山科区 琵琶湖疎水が流れる「みささぎの森」の里山を作る活動をするスタッフブログ

みささぎの森にある、面白いかたちの木

      2017/10/06

里山にある木は個性豊かです。まっすぐに育つばかりではありません。
雨や風で曲がったり折られたり、動物に食べられても、枯れずに成長する木があり、そんな木の中には、面白いかたちに育っている木があります。

太い木の幹の根本から地面を這う腕のように伸びた太い枝。しばらく地面を這った後に空に向かって“木のように”立ち上がっている枝です。
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倒れてしまった木ですが、運よく根が残りました。
それからこの木は幹に生えたいくつもの枝が林のように空に向かって伸びていく生き方になりました。
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これも一度倒れてしまった木ですが、そこから90度、まるで肘のように折れ曲がった立派な幹になりました。
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みささぎの森の地名は「大岩」といい、こんなふうに大きな岩がゴロゴロある山です。その大きな岩を抱え込んで成長する木もあります。
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みささぎの森では、下写真のように株からいくつもの幹が分かれる「株立ち」になった木がたくさん見つかります。なぜこのようになったのか、理由はよく分かりませんが、この山には動物が住むので、もしかしたら木が小さい頃に、新芽を動物に食べれたため脇芽が成長したのかもしれません。
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この木はみささぎの森にある株立ちの木の中で、多分一番太い幹群を持つ株立ちだと思います。根本の株の間には子どもが3人ぐらい入れます。
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