京都 山科 みささぎの森 里山くらぶブログ

京都市山科区 琵琶湖疎水が流れる「みささぎの森」の里山を作る活動をするスタッフブログ

薪割りの練習

      2017/10/06

この日、近々に子供キャンプを予定している団体スタッフ達が、薪割りの練習を行いました。

キャンプのたき火で薪を使うとき、
1.倒木から短い丸太を切り出して、斧で薪に使える大きさに割る
2.着火用などの細い薪をナタで割る
このような手順があって、それぞれ道具もやり方も違い、分からないと薪が使えなかったり、作業中に怪我をすることにもなります。

なので、キャンプの大人スタッフに薪割り未経験者がいるときには、事前に練習した方が良いと、上記団体のスタッフの皆さんが、この日里山に集まって練習しました。

1.倒木から薪を作る練習
まず、倒木を長さ40センチぐらいの丸太を、ノコギリを使って切り出す練習をしました。

ノコギリは引くときに切れることと、切る部分を少しづつずらしながら切る方が楽なことを体験してもらいました。

次に斧を使って丸太を二つか四つに割る体験をしました。
振り下ろした斧が空振りして自分の脚に当たらないように、脚を広げて立つことを教えました。

この時には、滑り止めがないふつうの軍手をしているとやり難いことが分かったようです。

2.着火する際には、まだ火の勢いがないので、薪は更に細く割らないと火が着きません。
細い薪は、太い薪をナタで割って作ります。

このとき、置かれた斧で丸太を割るのと違い、薪を片手で押さえてもう片方の手でナタを扱うから、やり方を間違えると自分で自分の手を打ち、大怪我する可能性があります。
そうならないように、最初にナタの刃を薪に当てた状態で薪とナタを一緒に地面にゴンゴンと地面に置いた敷木に当てて割る方法を練習しました。

さらに、このときには軍手をするとか、ナタが当たらないような足の置き方なども練習しました。
このように準備をきちんと行うことでキャンプでの怪我はなくなっていきます。

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