森の間伐材で小屋を作る方法
2014/10/13
里山の森は人工林なので、ときどき間伐します。その間伐で出た丸太を使って小屋を作っている最中です。
小屋は屋根と柱が主で、周囲を覆う壁や基礎はありません。もし壁や基礎をしっかり作ると小屋ではなくて建築物になってしまいます。
基礎は柱を支える束石。その部分だけコンクリートで作りました。ちなみにセメント以外の砂利は、里山の小川にある砂利を使いました。
皮がついていると虫食いや腐りが早くなるので皮を剥きます。それに長さ方向に沿ってノコ(チェーンソー)で芯近くまで「背割り」という切り目を入れ、割れを防ぎましょう。
皮剥きは切り倒したらすぐ始めます。ナタを使って下の動画のように根気よく。
柱を全部立て終わったところ。柱材はクスノキ。腐り難い木です。樟脳の木だから虫除けの匂いがします。
屋根を下から見たところです。芯になる柱を立てて、そこにL時型金具で垂木を固定し屋根材の平板を張りました。
これから、腰の高さまでの低い壁を里山自生の竹で作り、屋根に杉皮か笹を敷き詰めて完成させるつもりです。
その後に完成した小屋の写真は下のリンクからご覧ください
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