京都 山科でセルフビルド 何でも作ろうくらぶ

余った材料や古材を使ったプチ リノベーション、手作りガーデニング、DIYノウハウなどをご紹介

菜園の散水用に雨水を集める装置を自作しました

   

京都 山科 琵琶湖疎水沿いにある「みささぎの森」が、当ブログでセルフビルドを紹介する場所で、ここに自宅と、そこに併設する里山があります。

里山には菜園があり、ここで里山保全活動をするボランティアの方々が野菜を育てていますが、育てるには水を毎日やらなければなりません。毎回下の池から水をバケツでくみ上げて水やりするのはすごく重労働。

これは里山にある菜園の写真です。

そこで京都市の雨水貯留施設設置助成金制度を活用して、市販の屋外設置用タンクを購入し、雨水を集めるしくみと、菜園に散水するための配管やホースを取り付け、農作物への水やりを楽に行える設備を自作しました。

設置した雨水貯蔵用のタンクの写真

実際にどのように使うのか、説明を動画化しましたので、下のYouTube動画でご覧ください。

写真と動画にある左側タンクは300リットル、右側の黒色円筒形のタンクは500リットルの容量があります。価格は500リットルのもので約2万円。高価ですが上述の補助金の申請により、認可されたら基本75%の補助が得られます、ただし補助には上限がありますからあまり高額工事には不向きなので、今回は自生する竹で雨水を集める屋根を作るなど低コストを工夫しました。

タンクは、特に黄色のタンクは軽トラの荷台に乗せて水を運ぶ用途が主に作られたので、平たい場所に底一面が置けるような場所でないと、満水にしたら重さでタンクが傷む可能性があります。そのような事情を踏まえ、基礎を置いて、その上にタンク2基を設置してあります。

タンク2基の下部はパイプで連結し、自動的に2つのタンクが満水になるまで水が溜まるようにしました。パイプの真ん中にはホースが接続できて、ここからホースで菜園に水が引けるようにしました。

ただ・・・
ホースが長いので、溜まった水の自重でホースから水が出る量は動画のよう少ないのが実際上どうか?というのが現在評価中のところです。

 - はじめに