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丈夫で安くできる、足場板を利用したウッドデッキの床

      2014/07/21

写真の板材は床材ではなく「足場板」です。
ふつうは建築現場で足場として使う主に杉板で、床材ではないので乾燥はあまりさせずに製材しますから値段が安いのが長所です。そのため床に隙間ができたり、反ったりしますから、木の特性を見て使います。
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木材の断面を見てこのような年輪が見えたら、年輪の中心を上に向けて床を張ると、板が乾いたとき中央が膨らむように変形します。反対に年輪の中心を下側にして床を張った場合は、板の両脇が持ち上がるようになりますから、歩いたときにつまづくかもしれません。また、板全体も少し縮むので隙間の無いように張ってもやがて隙間ができてきます。ただウッドデッキの場合は屋外にあり、雨にさらされますから多少の隙間があった方が床材が腐り難くて都合がいいです。
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ウッドデッキは今回は土足で使うことを想定しましたので、カンナがけは行わずに、まずクレオソートで防腐塗装をしました。
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次に板を必要な長さに切断します。
下の画の一番上の板のように一本もので張れば容易なのですが、途中で継ぐ場合、図の真ん中のように下に根太材が無いところで継ぐわけにはいきません。ちゃんと根太が下にある位置で継ぎましょう。
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