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ウッドデッキの床板は、無駄が出ないように「切断プラン」を考える

      2014/07/21

自作したウッドデッキの床板には、値段の安い建設現場用の「足場板」を使いました。ふつうの床用木材は製材するときに乾燥させるので、その分の費用がかかり値段が高くなります。足場板は乾燥させる必要がありません。足場は使用中に幅が少し縮んでも多少反っても十分に使えるから乾燥工程が要らないからです。その足場板をウッドデッキの床に使うと多少縮んで板と板の間に隙間ができますが、風雨にさらされる屋外では隙間はかえって便利。ウッドデッキの床材として足場板は見逃せません。

でもいくら値段が安い足場板でも切断した残り材がたくさん出ると無駄になってしまいます。そうならないように、切断する前に「どんな長さで切断したら一番無駄が少なくなるか?」図に書いて計算してみるといいです。

これが実際に切断プランのために書いた図の現物です。
plan13121901

今回用意した足場材は長さ4メートル定尺のもの。それを1本そのまま使える部分と、切断して使う部分をどう組み合わせれば無駄が少なくなるか、図を書いて「ああでもない、こうでもない」と考えるわけです。例えば上の写真にあるように2150ミリ長さと1850ミリ長さの二本を定尺の4メーター材から切り分けて両方使ったら無駄がまったく無い、ということになります。

板を継ぐ部分は根太材が下に無ければならないし・・・。
床板を横に並べるだけでなく、縦に並べたらさらに無駄が少なくなるかもしれないし・・・。
そのような思考錯誤を何回か繰り返すのは頭の体操にもなります。それが済んだら必要な板の枚数を合計してホームセンターかネット販売で足場板を買う。これが床材の「切断プラン」です。

下の写真は床張りを終えたところ。
plan13121902

<参考>
足場原木(長さ2メートル)の例

足場板原木のこ引き材36x210x2000 厚みx幅x長さ(ミリ)
楽天市場

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