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ウッドデッキをイメージチェンジさせる手法

      2014/07/21

下の写真は室内のように見えて、実は室外のウッドデッキです。
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ここが室外だという理由は、窓に扉やはめ込みガラスが無く、いつも室外にオープンになっているからです。屋根と壁も完璧には塞いでいません。隙間があって外気は自由にそこから吹いてきますから、ここは室外です。

そのいつもオープンな窓の開口には直接ブラインドカーテンを取り付け、床にはカーペットを敷き、椅子やソファーや家具をうまく組み合わせてレイアウトしたら、このようにまるで室内のような室外スペースをつくることができます。

しかし家具や調度品を並べるときには、ちょっとした気遣いが必要です。
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バックの壁と家具や調度品の色彩を選び、窓や柱と家具との配置をコーディネートする必要があります。

上の写真は真新しいウッドデッキの壁をバックに和の古い家具を前に並べたところです。このように新しくて綺麗な壁に古い家具の組み合わせは、なかなかいい組み合わせの見栄えになることが分かると思います。この箇所では比較的明るい色調の壁と古い家具を配置してみたところです。
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こちらはシックな色彩の家具を、ウッドデッキのやや暗い部分にレイアウトしたところです。シックなムードの家具にシックな雰囲気の壁との組みわせで落ち着いた雰囲気が出ているのが分かるでしょうか。

上の写真のように真新しい壁と古い家具の組み合わせが、かなり良い見栄えを作ることが分かっていただいたと思いますが、下の写真は家具を並べる前のウッドデッキの写真です。ご覧のとおり、この写真ではまだ室内というより、屋根付きのウッドデッキであることがひと目で分かるでしょう。ここに家具をレイアウトするために、壁材の追加を行い、空間と家具のコーディネーションを行いました。
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更に、もっと以前のウッドデッキ製作風景が下の写真です。全部手作りのDIYだということもお分かりいただけると思います。
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ちなみに、床材は室外の土足使用を前提にしているため、建築足場材を多用し、ソファーを置くスペースはもう少し室内を演出させるための床材を選び、コストを抑えて雰囲気を演出するように使用しました。さらにレイアウトした家具などは、近隣で不要になった古い家具を譲り受けたもので、京都では古い家屋を持つところが多いので、このような粋な家具が入手できるという利点を活かしたものです。

このウッドデッキと家具のレイアウトは、当「みささぎの森」に来ていただければご覧いただくことができます。

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