京都 山科でセルフビルド 何でも作ろうくらぶ

余った材料や古材を使ったプチ リノベーション、手作りガーデニング、DIYノウハウなどをご紹介

和室inリノベーテッド農業用ビニールハウス

      2020/08/24

ビニールハウスでのイベント用と、「作ろうくらぶ」のモデルルーム用を兼ねて、農業用ビニールハウスの中に和室を自作してみました。

和室は「改良された」農業用ビニールハウスの中に作ったので、屋根はありません。薄い天井を張り、壁は石膏ボードなどを軽量鉄骨に固定して、内装を丁寧にセルフビルドしました。
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和室の内装は、あえて左右非対称にしました。入口に向かって左側は白の漆喰壁、下の方だけを変えてアクセントをつけました。右側は土壁。左右の壁仕上げを変えることで、アマチュアの手掛けた内装で目立ちがちな「アラ」が感じにくい効果が出ます。
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建具はネットのオークションサイトで見つけた昭和なレトロ感ある障子とガラスのコンビネーション引き戸を購入して取り付けました。
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丸窓と障子を自作し、床の間壁の縁になる柱は山で切り出した自然木をそのまま使いました。襖はモザイクにして、これも上述同様に、室内を均一に仕上げると「アラ」が目立ちやすいというDIYにつきものの弱点を緩和させる効果を狙いました。
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畳は厚さ12ミリの「システム畳」を敷けるようにしてありますから、和室をイベント場所に使うことができます。ビニールハウス内なので夏は暑すぎますが、小春日和の冬は温室効果で暖かいです。
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まだ和室の外側は工事中ですが、ここのビニールハウス内に池などを作り、和室から眺める庭・・・ではなくて、ビニールハウス内の風景を楽しめるようにするつもりです。
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ちなみに、この和室を作り上げるには約1か月必要で、費用は壁材や軽量鉄骨などは仕事で余る材料を使ったため内装仕上げ用の漆喰や土材料、養生材などに数万円かけたのみで完成できました。

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