京都 山科 みささぎの森 里山くらぶブログ

京都市山科区 琵琶湖疎水が流れる「みささぎの森」の里山を作る活動をするスタッフブログ

10月の みささぎの森ビオトープ

      2017/10/06

ちょうど1年前に、大きなクヌギの木の下に穴を掘って池をつくりました。
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池が出来立ての時は、こんなふうにただ水が張られた殺風景な水たまりでしたが・・・
ちなみにビオトープづくりはこんな具合に「水たまりを作るだけ」と言っても過言ではないでしょう。人は水たまりを作り、そこを周辺の草や虫や小動物が勝手に進出して住み着く。これがビオトープです。
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今年には岸に草が自然に生え始め、虫やカエルが寄ってきて、まさにビオトープになりました。
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これは池に住み着いた「マツモムシ」
長い脚をボートのオールのように漕いで水中を泳ぎまわる水生昆虫です。
翅があるので、近くの川か池から飛んでここにやってきたのでしょう。この池にはモリアオガエルのオタマジャクシが育っていたので、おそらくそれを狙ってやってきた、いわばカエルの害虫?。でもそんな虫もビオトープに居てもいいんです。
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こちらはヤマアカガエル
このカエルは水中で冬眠するそうですから、ここの「みささぎの森ビオトープ」の池でこれから長い越冬に入るのだと思います。
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