みささぎの森の、ちょっとキモいかも??の生物たち
2017/10/06
一般的には気持ち悪いかもしれないですが、
森にとっては大切な生き物、
増えすぎた虫を捕食し、生態系を保ってくれる方たちです。
よーく見続けていると、気持ち悪さも軽くなり、ついには可愛く思えてくるからあーら不思議!
今回は初秋の里山で遭遇したガマガエルとゲジゲジを動画にて放映いたします。
まずは森に住むガマガエル。正式な名前はヒキガエル
水辺は産卵のとき、そのほかは森の中で暮らしていることが多い、森の住人。ときに襲われて耳線のところから毒を出すことがありますが、やさしくすればおとなしくてかわいい生き物です。
周囲を警戒するときは頭を持ち上げて、すっくと立ちあがるような恰好をし、そのときの首を少し伸ばした凛々しい姿が美しい生き物でもあります。
次はオオゲジ
ゲジゲジです。この節足動物は、以前私は最も気持ち悪い虫で、見ただけで逃げたくなりましたが、最近はムカデとともに見慣れて慣れてきました。
いつもはもう少し小さいゲジゲジを見ますが、これはけっこう大きくて長さ5センチぐらい。ムカデの仲間ですが毒はあまりなく、人を噛みません。だから触っても大丈夫!
ゲジゲジは実はゴキブリなどを捕食する益虫で、この虫が家に住みつくと台所からゴキブリが消えます。だけどゲジゲジは慣れないと見てゾーっとしますから、
ゴキブリとゲジゲジとどっちがいいか!?とどっちがいいか、たいへん迷うでしょう。
そういう悩みも見慣れて触り慣れるとウソのように消えます。
ちなみにこの体長5センチオオゲジは当日来ていた学生ボランティアの女性が作業中に森で発見しました。
彼女はかつてジーンズを脱いでお風呂に入ったら、膝の裏にムカデがくっついていた!出来事があり、その時はビックリ仰天したそうですが、それがキッカケでこの手の足のやたら多い生き物は割と平気になった・・・のだそうです。
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